Shame of This Japanese Caster, Minako Nakano, 中野美奈子
中野美奈子アナの「最悪」アカデミー賞取材米国では「誰だコイツ?」「ぶち壊しだよ!」
Oscars 2013 Red Carpet: Best & Worst Moments
「スティーブン! スティーブン! ジャパニーズ……」、本当に叫んでいるので笑った・・・どうでもいいんだけどね?田舎っぺだなあ・・・(・o・)
中野美奈子アナウンサー(33)が勇躍乗り込んだ米アカデミー賞授賞式の取材で、思わぬ形で「ぶち壊し世界デビュー」を果たしてしまった。
現地時間2013年2月24日に開催された授賞式で、中野アナはWOWOWのリポーターとして、大物スターたちが集まるレッドカーペットの取材を担当した。フジテレビを2012年に退職しフリーとして復帰して以来、久々の大仕事だったのだが……。
超有名司会者の隣に写り込んで…
海外ニュースサイトで紹介された中野美奈子アナ。右のライアン・シークレストさんは米国でも屈指の有名司会者だ。
「おい、誰だよこいつ!?」
この日、米国の人気番組「E!」のオープニングを見ていた多くの視聴者が、思わずテレビにツッコミを入れた。授賞式を生中継するため出張ってきた有名司会者ライアン・シークレストさんがレッドカーペット脇で、番組スタートのあいさつをしていたのだが、なぜかそのすぐそばにマイク片手にカメラ目線で、まるで共演者でもあるかのように映っているドレス姿の東洋人女性がいる。
そう、中野美奈子アナだ。ちょうどライアンさんたちのすぐ隣に陣取っていたため、カメラに写りこんでしまった。もちろん大勢のメディアでひしめく授賞式だから珍しくないのだが、それが番組のオープニングだったこと、アングルがきれいに2人を切り取っていたこと、さらに中野アナが完璧なカメラ目線と笑顔をキープしていたため、視聴者に強烈な印象を与えてしまった。
米国のブログメディア「TV LINE」では、アカデミー賞ハプニング集とでもいうべき「今年のレッドカーペット、最高&最悪の瞬間」のトップに、このシーンを挙げた。見出しは、「最高にのんきな、(ぶち壊しの)映りこみ」。解説も、
「この『うっかり』出演してしまった記者が誰かはよくわからない。だが、彼女はきっとこう叫んでいただろう。『お母さん! 私テレビに映ってるよ!』」
といった調子だ。
米国のツイッターユーザーからも、
「誰だよ、ライアンの居場所横取りしてるの」
「ナイス映りこみです、WOWOWの司会者さん」
「今回のレッドカーペットの勝者はWOWOWさんだな。Omedetou gozaimasu!」
と笑いが巻き起こった。
そんな騒動があった一方で、中継を見ていた国内の視聴者からは中野アナの英語力に対する苦言もあった。
中野アナは学生時代、米サンフランシスコに単身留学した経験もあり、また近く夫ともにシンガポールに移住する予定だと公言している。それだけに、今回も通訳を付けずにみずから「BOSS」のCMでもおなじみのトミー・リー・ジョーンズさんを始めとしたハリウッドスターたちに質問を飛ばしていたのだが、ツイッターでは、
「WOWOWのレッドカーペット中継、中野美奈子の英語がなかなか通じなくて困りもの。来年はインタビュアー変えてほしい」
「中野美奈子の英語が殆どの俳優陣に聞き取ってもらえず終いに『素敵なドレスですね』と『日本にメッセージを』しか言わなくなった。これは酷い!」
との指摘もあった。またスティーブン・スピルバーグ監督を見つけて、
「スティーブン! スティーブン! ジャパニーズ……」
と叫ぶも素通りされるなど、現場の慌しさもあり、ほろ苦いアカデミー賞取材となった。
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