新生代とか、更新世とか、完新世とか書くと誰も読まなくなるのだよなあ、虚しい・・・(・o・)
ヒンズー教と仏教の原風景・現風景Ⅰ、
ヒンズー教と仏教の原風景・現風景Ⅱ、
ヒンズー教と仏教の原風景・現風景Ⅲの続編
地球を地質年代で見ると、冥王代、始生代、原生代とほとんど生き物などがいない頃から、古生代、中生代、新生代と巡り巡る。
そして、人類の黎明期、それも文明とか有史とかいうと、この最後の新生代の中のさらに第四紀という地質年代のさらにさらに完新世と言われる時代(今から1万年ほど前から始まる)でしかありません。そして、この完新世という地質年代の中ですら、人類が文明とやら歴史とやらを作り始めたのは、完新世中期以降からということ。
完新世の前の更新世は、約258万年前から約1万年前までの間でした。そして、寒かったんだヨォ~。更新世のほぼ全般が氷河期。ほら、あのマンモスなんざが闊歩して、ネアンデルタール人でもクロマニヨン人でもいいが、マンモス狩りをしていた時代です。その期間約257万年というもの、地球は氷河で覆われていて、ユーラシア大陸から日本人の親類が凍りついたベーリング海峡をアメリカ大陸に渡ったのもこの頃なら、大陸から歩いて渡れる日本列島に縄文人の祖先がたどり着いたのもこの頃でした。やれやれ。