1/15/2013

浮体式/浮上式防波堤

浮かぶ防波堤で津波軽減=静岡の市民グループ考案

静岡市の市民グループ「静岡地震防災研究会」は15日、沖合に浮体式の防波堤を浮か べ、陸地に押し寄せる大津波の威力を軽減する仕組みを考案したと発表し、東海大海洋科学博物館(同市)の津波再現プールで公開実験を行った。その結果、波 高は最大約4分の3低減。研究会は実用化に向け、より大きな装置で実験を重ねたいとしている。

研究会代表で元竹中工務店研究員の内山義英 氏(55)は、沿岸部では高さ15~20メートルに達する大津波も水深70~100メートルの洋上では5~7メートル程度と低いことに着目。「『津波の子 供』段階で食い止めれば陸地の被害を緩和できる」(内山氏)とし、軽量コンクリート製の防波堤を沖合1~10キロの洋上に浮かべ、重りとケーブルで固定す る構造を考案した。

防波堤の壁は海面に10メートル突き出し、海中に50メートル沈む形。沿岸部に防波堤を建設するのに比べ5分の1のコストで済むという。

この記事のアイデアとは違う『直立浮上式防波堤』の動画。

 

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