1/16/2013

日本人の英語拒否反応に関して

・・・やっぱりなあ・・・http://bit.ly/VJRXq0、こんなの日本人は開いた途端、サイトを閉じるからなあ・・・こうヌワァ~っとアルファベットが並んでいると、拒否反応するのが普通の日本人なんだけど。しかし、動画と一緒に見れば、テキスト起こしてあるし、勉強になると思うけどなあ・・・
これってね、ZAKZAKの記事の「米国務省「中国と周辺国で衝突の危険性ある、南シナ海で危機感」(http://bit.ly/VJSjx5)の元ネタで、しかも、南シナ海の部分だけをピックアップしたのだから、親切なんだけどね?え?何?見るのも嫌だって?・・・(・o・) 
ページビューもアメリカが圧倒的に多い。そりゃあ、日本語のコンテンツよりも英語のコンテンツのほうが多いのだから仕方ないけどなあ。私の英語もいい加減ですから、読めないこともないとは思うのだけど、日本人にも読まれるコンテンツってどう作ればいいのだろうか?
しかしですな、考えても見給え?こんなインタビューを米英の英語国民が全員わかるか?というと、彼らだって、実質GDP成長率とか、専門用語を忌避する人間だっておるのですわ。これは言語の問題ではなく、教養の問題であって、日本語で書いてあろうと、英語で書いてあろうと、そういう問題ではない!ということなんです。
http://bit.ly/1054hnO、これだって、結構親切に日本語の解説をしたつもりなんですが、ダメなんです。つまり、全文翻訳して日本語にした後、さらにその日本語の解説をしないと、英語アレルギーの上に、経済理論アレルギーが重なる。ようするに、私の薀蓄日記を読みたくもない人にどう読ませるか?と。
私が英米人に揶揄するのは 、「キミら、基本的にモノリンガルじゃないか?そりゃあ英語というものは世界を席巻してますが、キミらに言語を理解しようというデリカシーなんちゅうものはないでしょう?あくまで英語で押し切ろうとする。何を言っているん出やがるんだい?え?」と。
英語万能とか言わないで頂きたい。
第一ですな、英国のコクニー訛りなんざしりゃしませんがね?豪州も似たような発音なんですが、それをだね、あろうことか、英語国民なんてものは、私/俺の会話が理解できないのか?ああたは野蛮人かね?的態度を取ります。そんなこと知ったことか?え?ああた?シェークスピア読んだ?読んでない・・・ジェイムズ・ジョイスご存知で?ご存知ではござらん・・・英語が話せる/聴けるはよろしいが、ちと、言語に基づかない教養かと?え?ない?ということなんです。
識者が、英語ぐらい欧米人の赤ん坊でも話すわ!とか抜かしますが、 冗談じゃありませんよ?その赤ん坊が相対性理論がわからっしゃるかね?わかんないでしょう?
英語だって素養がないと、単なる日常会話になります。私の英語能力が上達しないのも、ヨメが日常会話しか話さず、私の物理学とかエンジニアリングとか数学とか、それらの素養がないから、会話が発展しないのです。逆に言えば、ヨメの述べるファッションとか流行とか、それを私は一切知らないからその分野での会話が発展しないと言ってもよいでしょう。
では、私のヨメに、クルーグマン教授とのやりとりを説明したとしましょう。いや、仮の話ではなく、事実、説明したのですわ。実質成長率とか、少子化とか。英語で。しかしね、興味のないものはマザータンで言われてもダメってことなんですね?やれやれ・・・(・o・)
昔、こういうコンテンツも書いたので、ご参考までに。
Letter from Ceylon、monolinguals, bilinguals, いろいろ書きましたが、根本的な問題は、母国語ですら満足に表現も理解もできない国民(それは日本国民だけではありません)が多数いて、それで、なんぞの言語であるか?ということです。

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