1/29/2013

訪日外国人増加

訪日外国人が増加、円安で拡大狙う
日本政府観光局(JNTO)がまとめた2012年の訪日外国人数は、東日本大震災の影響を受けた2011年との比較では大幅増となった。「アベノミクス」を手掛かりとする円安効果で、政府は一段の増加を期待している。
まとめによると、昨年1年間に海外から日本を訪れた旅行者数は836万人で、前年比34.6%と大幅増を示した。中国、台湾、タイ、インドネシアなど、アジアを中心に渡航者の増加が目立った。観光庁は格安航空会社(LCC)の日本就航のほか、秋以降の円安効果もあったとみている。
政府は2016年までに1800万人、20年ごろには2500万人まで旅行者を増やす目標を掲げており、2013年の今年は初の1000万人突破を目指すなど鼻息は荒い。外為市場で円安方向となっていることから、JNTOは目標達成に期待感を強めている。
これまでの過去最多は2010年の861万人。リーマン・ショック後の不況で旅行需要は大きく減退したが、その影響が薄れ、円高方向に振れていたものの反動増となった。「ビジット・ジャパン」という宣伝活動も奏功したとJNTOは指摘する。
2010年との比較で、減少したのは韓国(16%)、シンガポール(21%)、フランス(13%)、カナダ(11%)、ドイツ(12%)、英国(5%)などからの訪日客だ。JNTOでは、富裕層や家族連れが原発事故の影響を懸念したのではないかとの見方を示した。
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